医療

医療従事者って
自分が一番知識があると思っている。
少なくても患者よりずっと詳しいと思い込んでいる。

でも、公認された上で印刷された紙の上の知識なんて
どうしようもなく陳腐なことしか書いていない。
彼らは活字だけを信じて、
体験者である患者の言うことを信じない。


結局、自分自身にも経験も自信もないのに
見せかけで取り繕うとしてるだけなんだ。


薬を貰う為に
こういう類いの人々と
ずっと付き合いつづけなければならないようで。
途方も無いようにも
くだらないようにも思えてくる。


一体、何処で生きていけばいいのだろう。


今は楽しく笑っていても
人はいつかみんな消える。


ゆっくりと死んでいく人達に対して
自分に何が出来るのか。
『死』という言葉を使うと
突然文面がシリアスになってしまうけれど
彼らは今、準備をしているんだ。
何か出来ることはないかと
自分の中を探すのだけど
心当たりは無くもない。
たいしたことでは、ないのだけれど。