読書

雪国を闊歩する楽しい夢をみてたら
友達から「歯痛がひどくて眠れない」「痛み止めが効かない」との連絡があり
何か、原始的な手当はないものかと
先日送られてきた伯父の『我らに麻酔の祝福あれ』をはじめて開いてみた。
結果、人は痛みと真っ向に付き合い、堪えてきた」
戦場下劣悪な環境で麻酔無しに手術することも日常茶飯事。
という麻酔の効果が軽んじられ蔑ろにされてきた歴史が理解出来た。
科学よりも政治が重んじられ信仰されてた時代背景。
政治が散々で、科学が発達して信じられている今の世のほうが幸福なのかも知れない。
そんな現代でも、手術の執刀医を賞賛することはあっても
麻酔医師には目を向けられない。
そこのところ、ちょっと編集者みたいだ。

結構おもしろくて、読み易いのでするすると読んでしまった。
でも、歯痛から友達を救う手だては特に書かれて無いようだ。