七夕

escargotskin2011-07-07

今年は雨が降らず、
織姫も彦星も涙を流さなかったみたいで
他人事ながら
ちょっとほっとする。
わりと好きなお祭りだけど
私はほぼ1日、
ただ部屋で本を読んでいただけだった。


7月から図書館も照明を落として
ちょっと異様な感じがする。

夜の学校とか、人の居るべきところが暗いと
なにかギョッとするものがある。


図書館には多少、
人がいるけれど
静かな空間で
少し薄暗くて
みんな黙っていて
暗い。


もう少し経てばまた慣らされてしまうのだろうか?
街の灯りも暗いし


ジムのお風呂も凄く暗くて
入る気が失せて
シャワーですましてしまったり。
でも、江戸時代の銭湯とか
もっともっと暗かったらしいと
何かで読んだこともあるし
これはこれで有りなのかも知れないけれど


他の人も入る気が失せてる人が多いのか
湯船につかる人は少ない。


日用品を買いに行けば
さりげなく値上がりしていたりして


それでも
「暑いなー」なんて思いながら
ただ本を読んでリラックマみたいに過ごす自分が
ただ虚しい、いらない存在に思えてきたりする。


ずっと昔、仲のよかったオカマのスタイリストさんが
言ってたことばを急に思い出す。
「もしも、今戦争がはじまったら、ほしがりません勝つまではって
一番はじめにカットされるのは私達よ(笑)」
当時はギャグの一つとして笑ってたけれど
なんか今はその言葉はシリアスに聞こえる。


今必要なのは何だろうか?
花火がみたい。
遊園地に行ってメリーゴーランドに乗りたい。
甘いものが食べたい。

実はそんな他愛のないことだったりして。