猫耳

escargotskin2010-07-03

宮西計三さんの絵と、お人形達と、16年前に見逃してしまった映画
猫耳」を観にパラポリカ・ビスへ。
宮西さんの花の絵。いい。
16年前も私は絵を描いていて、
薔薇絵さんがモデルになってたりして、
薔薇絵さんの体はとても綺麗で
「幼児体型なのにグラマー」というなかなか魅力的な人だったので、
普通モデルさんの名前なんか確認しないけれど
確認してみたら「薔薇絵」という二度と忘れないような名前だったので、
忘れられなくなった。
その薔薇絵さんの出演してる映画「猫耳
を観に行くのを忘れていて当時残念に思っていたのですが
やっとこさ、観ることが出来ました。
監督の黒澤潤さんも連絡が取れなくなっているみたいだし。
今日の上映を逃しては、また封印されてしまう。
でも観た後で、あの時観ておけば強く影響を受けたかもと、
やっぱり後悔したのでした。

感想はといえば
「んと、なんだっけあれ?
あれーなんだか思い出せそうで思い出せないけど、なんかあったよねー。」
っていう、思い出せそうで消えてしまった誰かの記憶を
いっぱい寄せ集めたようなそういう映像でした。
そして、またこれから忘れられて行くんです、もやもやを残して。


写真は展示と上映の合間に行った、
よし田という鰻屋さんのうな重
注文してからウナギをさばくので
45分くらい待つけれどふわとろの舌触りで美味。
待ってる間、おばあちゃんが、いろいろお話してくれる。
「この界隈は昔、今時分になると、髪を結った芸者衆がたくさん往来して、
料亭が立ち並んでた。」とか
「このお店にも仕事の愚痴を言いに芸者衆が立ち寄った」
とかなんとか…。
しかもこの鰻屋さん、吉田カバンの親戚でもあるらしいよ。