メタモルフォーゼ

今日道端でとても綺麗な脚の女の人がいて
私は、傍目から見るとただ道を歩いていただけなのですが
その揺れる黒髪と、規則正しく交互に前後する白い脚に見とれていました。

その人はホットパンツに生脚サンダルという
脚を強調するような出で立ちで
歩き方も美しく色っぽく鑑賞に値したのでした。

この曲線美は男性には持ち得ないリズムだと思います。
でも、今は自らの性を否定する人が多く
自分もその一人だった訳です。

日本に徴兵制が無くなって、男の性よりも女の性の方が
生命に対しての意義が重くなり過ぎたのかも知れません。
昨今、草食男子とか肉食女子とかの言葉が飛び交っていますが
今の世界は生む性と消す性がアンバランスなのです。
だから人口も増え続けています。

平和な世界ほとてもいいことだと思うのですが、
平和過ぎる世界に性は必要では無くなるのかも知れません。


古来から女性は絵画に描かれてきました。
『女性は生む機械』という発言が問題になったこともありましたが
機械ではなくても「生む」構造はもっています。

この重要な構造を抱えたまま
女性は女性らしくなくなってしまい
男性は男性らしくなくなってしまうのでしょうか。

女性が、女性らしい美しさをこれ見よがしに強調するには
男性も男性らしさを具現化する必要があるような気がします。
つまりは対比ということ。


でも、個人的には男っぽ過ぎる男性って苦手だったりします。
時代や時間にあがなうことはできませんから

せめて
美しい脚線美を保護する会があれば入会したいです。


もしかして、将来は女性同士で女性美を競い合う日々が到来するのかも。